2017年 04月 18日
洗面所のビフォーアフター
片づけ作業に伺う場合
基本的に
一度前もって現場を見せていただくのですが、
時間を短縮したいとご希望の場合は
写真を送っていただくことで
下見を省略することもあります。
今回、そんなことで
事前に送っていただいた写真が
こちら。
洗面所の写真です。
写真を拝見すれば
大体の様子から問題点が見えてくるので、
それを元に計画を立て
当日の作業に入ります。
今回、狙いを定めた改善点。
1.今使っているモノと保管するモノの区別をつける
(明確に区別されていないので、持っていることに気づかず同じモノを再び購入したりしているハズ)
たとえば
洗面台下の棚の中。
今は全く使ってないモノだったり
逆によく使うモノだったり…が
混在しています。
そこで
全く使っていないモノのうち
これからは使おうと思えるモノはストックへ
使おうと思えないモノはゴミ箱へ。
実際よく使っている現在進行形のモノは
本体上部に名前を書いたうえで
使いやすい引出しに収めました。
2.なるべく洗面所に必要なモノだけを置くようにする
(ここになくてもいいモノや、この場所にない方が活かせるモノが収納されているように見える)
たとえば
この引出し。
顏のコロコロが入っています。
美容に関するモノはここ…と定位置を決めて収めていますが
使う場所はというと、実は洗面所じゃない。
大抵、リビングやダイニングでテレビを観たりしながら
コロコロします。
だったら、リモコンのそばにでも置いた方が
活かしやすい。
実際、洗面所に置いてあったから
全然活用できていなかったとのこと。
これ以外にも洗面所にあった美容の秘密兵器(?)は
テレビ近くに移動させ
引出しの中をスッキリさせました。
3.手間数をかけずにモノが取れるようにする
(取り出すのが大変だと、それだけでストレス)
たとえば
ドライヤー。
紙袋に入れて壁にかけていました。
毎日みんなが使うモノなのに
いちいち袋から出してコンセントに差し込んで使う。
しまう時はその逆…の繰り返し。
Why Japanese people?!
メンドクサイよぉ~(笑)
ということで
コンセントに差しっぱなしのまま
S字フックを使ってポールに掛けました。
4.ご高齢のお母さまの安全を確保する
(棚の上部に必要なモノが収納されている恐れアリ)
たとえば
洗面台上部の棚。
柔軟剤のストックらしきモノが見えています。
働いている娘さんに代わり
家事全般を引き受けていらっしゃるお母さま。
おひとりで家にいるときに
洗濯や掃除に使うモノのストックが必要になったら、
踏み台に乗って取ろうとするかもしれません。
お母さまが必要とするモノは
絶対下に置くべきです。
ということで、
先ほどの洗面台下の棚に
種類別に収納し、
上部には
お母さまのお仕事に関係ないモノを
収めました。
ちなみに
洗面台下の写真の右に置かれている
袋の中身は
試供品。
旅行に行くときに使おう…
などと思って取っておきがちですが
そんなに旅行に行くことがなければ
それらは溜まる一方。
試供品は
もらった先から使って消費!
…がイチバンです。
収納場所をしっかり作ってしまうと
再び溜まってしまうので
あえてカゴを置かず袋に保管。
全て消費したら
試供品置き場はなし。
とにかく溜めないことをお勧めします。
洗面所片づけ作業は
3時間で終了。
かなりスッキリしましたが
処分したモノは
たったの袋2個分。
さほど捨てていないのに
どうしてこんなにスッキリしたのかと
皆さん不思議がっていましたが、
実は、分けることで
ある程度スッキリさせることができるのです。
まずは分けること。
「捨てる」「捨てない」は
その先の作業です。
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